5.りんごを描く
いよいよ、実際にリンゴを描いてみましょう。
形は丸いので易しいですが、色は少し難しいです。
単純に赤を塗ってもりんごらしく見えませんので、良く観察しましょう。
★鉛筆で下書き
リンゴをよく見ながら下書きをする
a.描画ツールから「鉛筆」を選ぶ
b.色、太さ、鉛筆の種類を選ぶ
色:黒(違う色でもよい、例えば黄色など)
太さ:細い
濃さ:HB
c.形を描く
ノビノビと、曲がってもOK
★色を塗る
a.描画ツールから「筆」を選ぶ
b.色を選んで、パレット上で混ぜて、塗りたい色を作る
この場合、既に置いた色に新しい色を直接、置くのではなく、近くに色を置いて、少しずつ色を取り込みながら色を作ると早く思った色になる
c.オプションウィンドウで「透明」モードを選択
鉛筆の線を色で消さないモード
線を色で消すモードもある。このモードだと下書きの線が色で消えてしまう
d.同じくオプションウィンドウで「かすれ」モードを選択
筆の色のかすれが少ない「ながもち」モードと「かすれ」がある
「かすれ」だと筆に含まれた色が直ぐにかすれるので、水彩風のタッチが出し易くなる
e.筆の太さを選ぶ。細いと面を同じ色で塗るのは大変なので太さを考える
f.着色
筆の動きはモチーフによるが、あまり神経質にならず大胆に塗る。はみ出してもOK!
g.水彩画の場合、繊細な雰囲気を出すため、水で薄めたりして、透明感を出すと良い
筆洗いボタンをクリックし、パレット上の色を薄くすることができる
★仕上げ
a.メリハリをつける
スポイトで同じ色を取り、暗い色をパレットで作成
明るい部分、影の部分を強調する
b.背景効果をつける
「画像」メニューー>「テクスチャー」で背景効果を選ぶTextureフォルダーには18種類の背景効果用にファイルが用意されている
気にいった背景効果を選び、確認する
絵を引き立たせるのに有効
c.サイン、日付を入れる
鉛筆、ペン、筆、自由に選んで書き、これで完成
★絵をハガキサイズで印刷
a.「ファイル」メニューを開き、「印刷」ー>「印刷」ウインドで「プリンタ設定」
b.「ページ設定」タブの「出力用紙サイズ」を「ハガキ」
「印刷の種類」を「フィットページ印刷」
c.「印刷」ウィンドウで「印刷レイアウト」でレイアウトを確認
d.「印刷」ウィンドウで「OK」 ボタンをクリック
★絵を保存
作品をハードディスクに保存
a.「ファイル」メニューを開き、「名前を付けて保存」
b.「保存する場所」でフォルダを指定
c.「ファイル名」でファイル名を入力
d.「ファイルの種類」で「水彩ファイル」
ワード文書ファイルなどに貼りたい場合、JPGファイルを指定
e.「保存」をクリック
今回はここまで!
次章 ではデジカメ写真を下書きに利用して絵を描く手順を説明します